「指導者はフィールドやコート以外でも選手を強化することが出来る。」
高校ラグビー日本代表ヘッドトレーナー大石徹氏が提唱する、限られた時間の中で、安全かつ効果を出すためのトレーニング理論。それは「選手自身をトレーナーに仕上げる」ことでした。中学・高校生の年代は、身体の異変や疲労に気付かずにトレーニングを継続し、ケガをするケースが非常に多く見られます。安全にトレーニングを行なうためには自分のカラダの変化に敏感にならなくてはなりません。
そのため、今作では自身の変化に気づくためのコンディションチェックから正しいトレーニングの実践までを徹底解説。
トレーニングの回数や重量だけに捉われない中学・高校生のためのフィジカルトレーニングを紹介していきます。
発売:2017年
コンディションチェックシートつき
作品内でも解説している、大石徹氏考案のコンディションチェックシートが、パソコンを使って閲覧・印刷可能なPDFファイル形式で収録されています。
(PDFファイルはDisc1に収録されています)
日本ラグビーフットボール協会理事 山本 巧
RWC2019大会、Tokyo2020オリンピック大会を控えて、ラグビー日本代表、サンウルブス、トップリーグの各チームは進化を続けています。そのトップの活躍を支えているのがユース層の育成・強化です。
指導・監修を務める大石氏は、トップリーグチーム、7人制日本代表チーム等の強化の最前線でヘッドトレーナーとして活躍した経歴を持ちながら、現在、高校日本代表ヘッドトレーナーとしてユース年代の育成・強化の屋台骨を担っています。
このDVDは、大石氏の学術的バックグランドと幅広い指導実践にもとづき、育成年代トレーニングについて的確に紹介しています。プレーヤーが、自らのコンディションを認識し、安全かつ効率的にトレーニングを組み立てていく大石メソッドです。
中学・高校生の皆さんには、世界で活躍するプレーヤーを目指すためにも、また、指導者の皆さんには、プレーヤーの将来を見据えた指導にあたるためにも是非このDVDを手にとってご覧ください。
日本ラグビーフットボール協会 ユース統括 横田 典之
大石トレーナーは私が高校日本代表コーチ、高校日本代表監督時代から共に世界と戦ったパートナーです。日本代表として初めて世界の強豪国と戦う日本ラグビーのユース世代の選手育成には欠かせない存在です。
当時から「選手全員をトレーナーに!」が口癖で、自分の身体に気づき、自分の身体の強化と回復について主体的に行動できる選手を育成することを追求しています。
本DVDには高校日本代表チームで実施している日々の“気づく”仕掛けやシンプルで実践的なトレーニングメソッドがたっぷりと詰まっています。
※指導者・協力者等の役職、所属は収録日時点のものとなります。