県ベスト16が最高戦績だった作陽高校柔道部。
監督に抜擢された川野一道は、果たしてどのような指導を行ない
インターハイ準優勝にまで導いたのでしょうか・・・。
「自身が才能に恵まれた選手ではなかった、
だからこそ、工夫と精神力と負けず嫌いな心で上達してきた」
それを後進の選手たちにも教えたいと言う一道監督。
“あきらめない柔道”を指導することで、全国屈指の柔道部へと生まれ変わらせた川野一道監督のノウハウをDVDで存分に紹介します。
発売:2015年
<推薦>
川野先生は地方のハンデをものともせず、作陽高校を全国の強豪校に導かれました。特に印象に残っているのは2013年福岡インターハイ団体準決勝で、母校でもある強豪国士舘高校を最後の大将戦、残り時間数十秒という場面で逆転勝利を収めた一戦です。その大会では残念ながら決勝戦で崇徳高校に敗れましたが、地方という言い訳を一切しないで、真っ直ぐに日本一を目指している姿はとても好感が持てます。
東海大学にも川野先生の教えを受けた作陽高校出身の学生がおりますが、2013、14年全日本学生体重別選手権大会90kg級連覇の長澤憲大をはじめ、「基本がとてもできているな」という印象を持っています。その指導法はウォーミングアップ、打込、投込等の基礎練習を中心に、内容の緻密さと焦点の当て方が特徴的であり、練習相手に恵まれない環境の指導者にはうってつけと思われます。
生徒一人一人の個性に応じた着眼点の鋭さは目を見張るものがあり、これまでの柔道指導法に一石を投じるDVDに仕上がっていると思われます。同じ指導者として大変参考になり、多くの方々に観ていただきたい作品として、ここに推薦致します。
東海大学 男子柔道部監督 監督 上水 研一朗
※指導者・協力者等の役職、所属は収録日時点のものとなります。