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東久留米市立西中学校 女子ハンドボール部
灘 千賀子先生 インタビュー

ティアンドエイチ最新インタビュー特集では、東久留米市立西中学校女子ハンドボール部の灘千賀子先生のインタビューをお届けします。
3月に福島県で開催された第19回春の全国中学生ハンドボール選手権大会の感想や、大会を通して見えたチームの課題、夏の全国大会への意気込みなどをお聞きしました。

取材日2024年4月27日

中高生が身につけたい基礎技術と速攻のポイント

―春の全国中学生ハンドボール選手権大会お疲れ様でした。そして優勝おめでとうございます。女子で二連覇するというのは大会史上初の快挙となりましたが、今のお気持ちをお聞かせいただけますか。
ありがとうございます。実は初めてのことだということを知らなくて、テレビの方が取材に来てくださった時に「連覇したチームは今までないんです」と教えて下さり、その時に初めて知りました。正直なところ、中学校は毎年選手が入れ替わっていくので、連覇ということをそこまで意識はしていなかったのですが、このチームで優勝することができて良かったと思います。子どもたちは本当によく頑張ったと思います。
―夏の全中も素晴らしいご活躍でしたが、今回の春はどのような気持ちで臨まれたのでしょうか?
2年生の頃から試合に出ている選手もいたので、今年は春も狙いにいこうという想いでやってきました。ただ3年生主体のチームで臨むJSC(U-15ジュニアセレクトカップハンドボール大会)が12月まであるので、春までは3か月しか準備期間がありません。チームの切り替えが難しくて、結果としてディフェンスと速攻しか準備することができずに春を迎えてしまいます。凄くチーム作りは難しいんですけど、去年から試合に出ている選手が多いということもあって、凄く頑張ってくれたと思います。

―準決勝のヴィアティン三重戦についてお聞きします。少し立ち上がりが硬い印象を受けたのですが、灘先生はどのように選手たちに声を掛けられたのでしょうか。
立ち上がり…自信の無さが出てしまったかなと思いました。オフェンスに関してはあまり準備ができていなかったので、今回はディフェンスで整えようと思い、ハーフタイムで具体的な指示を出すようにしました。後半は少し勢いに乗れていたので、状況を整えてあげると直ぐに対応できる力はついてきたのかなと感じました。ただ、立ち上がりに関してはここからの課題ですし、選手たちに自信をつけさせるような練習もしていかなければいけないと思います。あとは自分たちで解決できる力を身に着けさせたいなと考えています。
―続いて明石市立望海中学校との決勝戦についてお聞きします。最後まで勝負が分からない展開だったと思いますが、この試合を灘先生はどのように見られていたのでしょうか。
ディフェンスはある程度はまったと思うのですが、やはり攻撃力の無さが出てしまったり、彼女たちの悪い癖が、決勝戦という緊張感の中では出てしまうんだなと思いました。

―悪い癖というのは具体的にはどのようなことですか?
やはり精神的な部分や、一本のシュートをどこに打つか、ルーズボールをどうやって拾うかという細かいところですね。決勝戦では後半の最後、選手がファウルで退場してしまったのですが、ゲームの展開を考えると、あそこで退場者を出すべきではないんです。熱くなることはとても大切なことだと思いますが、熱くなる中にも冷静さをもって戦う、そういうところが整わないと最後戦い切れないなと。日本一を狙うのであればそこを整えられるようにならないといけません。今回はGKの峯村(心)が、大会通して決して良い調子では無かったんですけど、最後の勝負どころの7mスローを止められたことが大きかったですね。あの場面で止められるのか、止められないのかということは、チームとしてもGKの能力としても凄く大きなことでした。
―ファウルに関しては難しい問題ですよね。
そうなんです。良い意味でも悪い意味でもクレバーじゃないといけないですし、時間帯も非常に重要です…。決勝戦のあそこで退場者が出るというのは、本来であれば負けパターンなんですけど、それをよく周りが整えてくれたなと思います。実は去年の春も同じパターンで、ほとんど同じくらいの時間帯に退場者が出たんです(苦笑)でもあの場面で厳しく守ろうとしない人間が、最後に勝てるのかと言うとそうではない。あそこで諦めてしまう人間では最後は勝てないと思うんです。ただ、どう守るかというところはやっぱり考えなければいけないなと。とても難しい問題で、その部分に対して瞬時に指示を出せるかと言われると難しいことですので、選手が自分で考えるしかない。そこまで整えるのが練習だと思っています。

―タイムアウトを取られるタイミングが印象的でしたが、灘先生はどのようなきっかけで取られているのでしょうか?
タイムアウトを取るタイミングは本当に難しいです。子どもたちが思い通りにプレーできていない時や流れを切りたい時、スタート早々に点が離れた時には一枚目をできるだけ早く取るようにしています。こういうケースは他の先生方も同じではないかと思います。ただ、可能な限りタイムアウトは残しておきたいので、タイムアウトを使わずに選手にメッセージを伝えることも大切です。ハンドボールはコートがそこまで大きくない分、ベンチとの意思疎通が比較的に取れる競技だと思いますので、今はこちらの意図することや修正点を伝えるトレーニングにも取り組んでいるところです。ただ、これだけは皆に伝えなくてはいけないことだったり、伝えたことが伝わっていないと思う時には必ずタイムアウトを取ります。これは放っておいたら駄目だっていう時ですね。でもそのタイミングをジャッジすることが凄く難しいので、振り返ると「あそこで取っておけば良かった」とか「我慢しておけば良かった」なんていうことは沢山あります。そこも含めてチーム力なので、そこは私も磨かないといけないなと思っているところです。

―灘先生でもそのように思われるんですね。
そうですね。大事なのは決断力だと思うんです。選手の表情だったり、あと1点いけるかなという時とか、あと2点は我慢しようとか、点は取れていないけど、思っているプレーができている時はそんなに焦らなくても良かったりしますし、逆に点が取れていても偶然取れている時は「これは長く続かないからタイムアウトを取ろう」というように、その時の試合状況を見ながら考えています。でもタイムアウトを取ったからって上手くいくわけでもないので、本当に難しいです(笑)
―今大会の良かった点、逆に見えた課題はどのようなところでしたか?
良かった点はやはりディフェンスです。全国レベルのチームを相手にしても10点台で抑えられる力はついているんだなと思ったので、そこをパワーアップすることは継続しつつ、ディフェンスシステムを新たに作ってみようかなと考えています。また、課題としては速攻ですね。例年に比べて速攻が上手くいっていないので、そこを強化していきたいと考えています。ワンマン速攻はいつもよりできたのですが、東久留米西中としては速く短く繋ぐ速攻が得意なチームなので、ワンマンだけでなく、どちらもできるようになりたいと考えています。あと夏までにセットオフェンスを徹底的にやりたいです。毎年そうなんですけど、春には間に合わないので、夏に向けてセットオフェンスをやっていきたいです。その後の冬の全国大会にトータルバランスを整えるというのが毎年の流れになっていますね。

―東久留米西中学校ハンドボール部の皆様には弊社が販売しているアミノ酸サプリメント「アミノリカバリー」を導入いただいておりますが、実際にお飲みいただいた感想をお聞きしても良いでしょうか?
春中は最後の二日間で二試合の試合が組まれることになり、体力的にも精神的にもとても苦しいんです。ですので今回は大会中、試合の間と夜にサプリメントを摂取するようにしてみたのですが、結果として凄く良かったと思います。子どもたちも疲れが「いつもとは違う」というように感じていたようですし、集中力の部分にも影響があるのではないかと思いました。まさに今も速攻の練習をしている最中ですが、集中力が重要なので、それが保たれるのはとてもありがたいです。

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―皆様のお役に立てて良かったです。最後に夏への意気込みをお聞かせください。
はい。これから多くのチームに分析されたり、ターゲットにされることは間違いないと思いますので、その状況を逆に楽しめるくらいの気持ちが、子どもたちに出てくれば良いなと思いつつ、夏はもっと良い状況で日本一を取れるように頑張りたいと思います。また夏は男女アベック優勝ができると良いなと思っています。男女ともに頑張ります!
―頑張ってください。皆様の今後のご活躍を応援しております。
ありがとうございます。

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