関東大学リーグ3部への降格から、わずか3年という短い期間でリーグ1部への昇格を掴み取った神奈川大学バスケットボール部。一体彼らはどんなマジックを使い、急激に力をつけてきたのか。
選手の出身校を見ても他の大学とは明らかに異なり、高校時代に全国で華々しい活躍をした選手や、留学生プレイヤーと互角に渡り合えるような恵まれた体格を持つ選手もいない。しかしそのようなチーム事情を前にしても、彼らは誰一人現状に「言い訳をすることなく」、勝利を信じて「ハードワーク」を継続してきた。誰にやらされるでもなく、自分たちが自分たちらしく戦い続けるために。
「ハードワークは全ての才能を打ち負かす」というスローガンを掲げ、地道な努力をひたむきに積み重ねてきた姿にこそ、神奈川大学バスケットボール部の成長の秘訣が隠されていたのかもしれない。
今作品ではそんな神奈川大学バスケットボール部が日々実践している練習メニューをオフェンス編、ディフェンス編の二つに分けて公開していく。
オフェンス編では、神奈川大学が織りなすモーションオフェンスに必要不可欠な個の技術(フィニッシュスキル)、ボールと人が連動して仕掛けていくチームオフェンス、更にはバスケットボールにおいてチームに勢いをもたらすトランジションオフェンスの練習メニューを多数収録した。
発売:2019年
実技:神奈川大学男子バスケットボール部
【主な成績】
2016年シーズン 関東大学リーグ3部
2017年シーズン 関東大学リーグ2部 準優勝 インカレ7位
2018年シーズン 関東大学リーグ1部 9位 インカレベスト16
東海大学付属諏訪高等学校入野 貴幸
私自身、神奈川大学の試合を見て、多くの感動と影響を受けております。本作品では、大学バスケットボール界で注目を集めている神奈川大学のチームコンセプトから考えられた、オフェンス強化メニューがわかりやすく紹介されています。
神奈川大学では「ビッグマンとの攻防」がオフェンスの考え方の根底にあり、良いオフェンスで終わるために、人とボールが動き、継続性を持ってズレを作り出すお手本の攻撃が紹介されています。そのベースとなる「5アウトのオープンオフェンス」を展開するためのパッシングドリルなど、段階的にメニューが組まれており、選手に伝えやすい内容です。
また、個人スキルにおいてはフィニッシュドリルを中心にペイントアタック、コンタクトフィニッシュのドリルが数多くあります。5アウトのオープンオフェンスを展開するためにアウトサイドシュートを中心に考えるのではなく、「自分の身長より+10㎝の相手と戦える」ようにドリルが展開されております。その中でも「ビジョン、バランス、継続性」が意識されており、日々の練習にすぐに取り入れるべき内容が収録されているお薦めのDVDです。
<同時リリース作品>
神奈川大学のディフェンス強化メニューはこちら
※指導者・協力者等の役職、所属は収録日時点のものとなります。