知恵と努力によって身につけた技術が「高さ」に対抗し得るものだと全国に証明してみせた飛龍高校。バスケットの国アメリカで指導方法を学んだ知将 原田裕作監督に、飛龍高校が実践しているオフェンスメニューを紹介していただきました。
現代のバスケットボールにおいて、スクリーンを使いディフェンスのズレを作るピックアンドロールは欠かすことの出来ない戦術です。そのスクリーン戦術の中でも、飛龍高校が全国大会で多く使用し、効果を発揮した“ハイピックアンドロールオフェンス”に目を奪われた方は多いのではないでしょうか。今作では、ハイピックアンドロールオフェンスの習得方法や、飛龍高校が日ごろから取り組んでいるスクリーンドリルを原田監督の解説とともに紹介していきます。
また、飛龍高校の得点シーンには必ずと言っていいほど、良いボールムーブメントが起こっています。何故あそこまで綺麗にパスが回るのか、何故スペースやオープンショットが生まれているのか。飛龍高校の美しいボールムーブメントを支えている「モーションオフェンス」にも迫りました。
中学、高校のバスケットボール界では年々ディフェンスの質が向上し、オフェンスの成功確率を上げなければチームを勝利に導くことが難しくなってきました。今作は新チームの土台が出来上がり、あと一つレベルを上げたいと悩んでいるチームや指導者に、是非とも手に取っていただきたい内容のDVDとなっています。
発売:2018年
実技:飛龍高等学校男子バスケットボール部
【主な成績】
2015年インターハイ ベスト16
2017年インターハイ ベスト8
2017年ウインターカップ ベスト8
【主な卒業生】
・長島 蓮(白鴎大学)
・安部 紘貴(専修大学)
東海大学付属諏訪高等学校入野 貴幸
飛龍高校がこだわりを持って取り組んでいるオフェンスドリルがぎっしりと詰まっています。特にオフェンスファンダメンタルでは「ストップ、ビジョン、ジャッジ」を大切にしている事が伝わります。その基本からオンボール、オフボールスクリーンの使い方、縦へのドライブへとつながり、スペーシングとボールムーブメントを向上させる内容が収録されています。また、全国大会でも破壊力ある飛龍高校のオフェンスのベースとなる、シュート力を高めるメニューも数多くあり、得点力アップのヒントを得ることができます。初心者から上級者まで、指導現場ですぐに役立つドリルだけでなく、それらをさらに発展させて活かすことができる、お薦めのDVDです。
※指導者・協力者等の役職、所属は収録日時点のものとなります。